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zoom RSS 大分交通/紀州鉄道 キハ600

<<   作成日時 : 2012/08/12 02:41   >>

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紀州鉄道のキハ600は,最近まで現役で残った数少ない私鉄オリジナルのディーゼルカーですが,意外とNゲージでの模型化には恵まれていません。10年近く前に地元御坊市のホビーショップピットがキットを出しただけで,それも今では入手困難となっているようです。
そのキハ600が,今年(2012年)のJNMAで,あまぎモデリングイデアから「大分タイプ気動車」という名称で発売になりました。名前の通り,紀州鉄道入線前の大分交通耶馬溪線・国東線のイメージで,耶馬溪線の流線型気動車キハ105タイプとセットになっています。
予告の段階で予約していたので無事入手できましたが,会場では早々に売り切れてしまったようです。

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左がホビーショップピット,右があまぎモデリングイデアです。
ホビーショップピットの方は床下機器やベンチレーターを含みますが,あまぎ製はボディーのみです。いずれもエッチング折り曲げ済み車体+ホワイトメタル前面という構成です。
ピット製の方はドアと正面窓回りパーツが2種付属し,原型(大分交通時代〜紀州入線後),ドア交換,ワンマン化,正面サッシ更新と色々な時代の作り分けが可能となっていました。

あまぎの方は日車製の大分キハ601・602と,新潟鉄工製の大分/紀州キハ603・604それぞれ1輛ずつの構成です。実車は,日車製と新潟鉄工製で,それぞれのメーカーの色合いが出ており,正面窓やベンチレーターから内装に至るまで色々と違いがあります。しかし,キットでは,ボディは「紀州鉄道キハ600」として設計したようで,ワンマン用スピーカがエッチング表現され,ドアも国鉄キハ10系〜20系タイプのプレスドアになっています。実車は昭和60年前後にドアエンジンを取り付けた際にドアが交換されていますが,もともとはドア窓が縦長のオリジナルタイプのドアが付いていました。
また,日車製キハ601・602はガーランドベンチレータになるところ,新潟製と同じ押し込み型ベンチレータ配置として取り付け穴が開いているので,ガーランドベンチレータにするには穴を開け直さないといけません。

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こちらは以前,ホビーショップピット製キットを組んだもの。オリジナルの心象鉄道カラーになっているのはご愛敬。下回りは指定通りGM製を用いていましたが,走行性能向上を狙って鉄コレ動力に換装,先日やっとエンジン回りに色を塗って戦列復帰しました。ただ,台車が合わなくなったので,島鉄キハ4500用のDT19に置き換えています。
紀州鉄道キハ600として組み立てた例がNゲージマガジンに出ていましたが,少々正面窓の位置が低すぎるような気がします。

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こちらは実車のキハ603。キハ10系準拠の18メートル車は他に例がありません。

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正面から。前面2枚窓ですが,湘南型とも違う独特のスタイルです。同じキハ600でも日車製は窓ガラスの面積が大きく,さらに独特のデザインです(実車は中津市の汽車ポッポ食堂に保存されています)。

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運転台。この写真では分かりませんが,スピードメーターには速度とエンジン回転数の両方が刻まれており,エンジンの定格回転(1500回転)では45キロしか出ないようです。写真ではマスコンが東芝製の電気制御タイプになっていますが,オリジナルはワイヤー連動のレバーを手前に引くタイプでした。カラーブックスの「ディーゼルカー@私鉄」にその頃の写真があります。

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車内。10系気動車準拠ですが,肘掛けがある点が異なります。よく見ると肘掛けの付け根に「栓抜き」が付いています。

実車は引退後も紀伊御坊で大切に保管されているようです。

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