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zoom RSS 山陰鉄道研究会のこと

<<   作成日時 : 2011/04/18 00:57   >>

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 先日,ネットオークションを見ていたら,山陰鉄道研究会発行の資料集がいくつか出品されていました。
 山陰鉄道研究会と言っても知らない方も多いかもしれませんが,米子市で郵便局に勤務されていた祖田定一さんが主催していた鉄道研究サークル?で,中国地方のローカル私鉄,特に山陰の一畑電鉄(現:一畑電車)の研究に力を入れられていました。
 私が山陰鉄道研究会を知ったのは平成2年,廃止前の下津井電鉄を訪問したときです。下津井の駅の待合室にあった下津井電鉄資料集発行との案内を見たのが初めでした。このときの資料集は「ナローゲージよ永遠に」というもので,片面,ワープロ印刷を製本した白黒本でした。
 次の片上鉄道の資料集「備前の里に消えた列車たち」からは両面印刷,カラーページありの本らしい体裁となりました。この頃は活動が盛んで,不定期で「山研ニュース」というものが発行され,返信用封筒を送っておけば,発行の都度,送ってくれていました。
 また,一畑電鉄の旧型車3重連(デハニ51+デハ20+デハニ50)の特別運行も実施されました。今は無き急行「だいせん」で駆けつけたのですが,参加者は少なく,出雲市でも20人程度,沿線もぱらぱらとしか撮影する人はいませんでした。ちょっとしたイベントでも人が押しかける今では考えがたいことです。
 平成7年には一畑電鉄の資料集第一弾「神々の里を走る電車たち」を発行されました。しかし,その後,理由は分かりませんが山研ニュースが届かなくなり,活動も停滞してしまったようです。
 その後,ネットで検索しても活動の状況がつかめず,研究会自体が消滅してしまったのかと思っていましたが,10年のブランクを経て平成18年に一畑電鉄立久恵線の資料集が発行され,その後も広瀬線や法勝寺電鉄の資料集が予定されるなど,また活発な活動を再開されたようで安心していました。
 ところが,最近になって,主催の祖田さんがお亡くなりになっていたことを知りました。結局,ライフワークとしていた山陰地方の私鉄研究は未完となってしまったのでしょうか。

画像

 山陰鉄道研究会発行の資料集。このほかに「ナローゲージよ永遠に」「神々の里を走る電車たち」もあります。
いずれも,書籍からの引用ではなく,ナマの資料に当たっており,勾配・曲線図や橋梁,踏切一覧と言った珍しい資料が所蔵されています。奇をてらうことなく実直な作りで,各路線の第一級の資料集になっています。
 通販のみで一般書店には流通していないことから,祖田さんが亡くなられた今となっては入手も難しいでしょうが,見かけたら手にとって損は無いと思います。




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